【初心者向け】パチンコとパチスロ(スロット)の違いとは?
2023年05月30日
2023年07月03日
こんにちは、サイト運営者の神引き田中です。
パチンコホールには、パチンコとパチスロ(スロット)の2種類の遊技機が設置されていますが、あまり馴染みのない人にとっては両者の違いはあいまいでしょう。
この記事では、主にパチンコ・パチスロ初心者に向けて、以下の項目について詳しく解説しています。
①パチンコとパチスロの違い
②パチンコとパチスロはどちらが勝ちやすいのか?
③パチスロの方が勝ちやすいといわれる理由
なお、本記事で記載する内容は、パチンコやパチスロに触れて間もない初心者にも伝わるように心がけているため、意図的に専門用語の使用を控えたり、言い回しに工夫をしていますので、あらかじめご了承ください。
パチンコに熱中する40代会社員です(独身)。週末はパチンコ店に通い、朝から夜まで熱心に打ち続けています。給料の半分以上を使うこともあるのですが・・・一度勝つと大金を手にすることも。最近はネットで攻略法を調べるのが日課で、パチンコに対する知識と熱意は人一倍あります。よろしくお願いします!
目次
パチンコとパチスロの定義
パチンコとパチスロの違いに触れる前に、それぞれについて簡単に解説します。
すでにパチンコやパチスロに日常的に触れている人にとって当たり前のことも含まれますが、改めて確認する意味で目を通してください。
パチンコとは
パチンコとは、たくさんの釘が打ち込まれた盤面に、パチンコホールから貸し出される球を打ち出して、ヘソやポケットと呼ばれる入賞口に入れることで、大当りの抽選を受けたり出玉を獲得できる遊技機です。
パチンコホールから貸し出される球にはさまざまなレートが存在し、基本となり最も人気のある4円パチンコや、少ないお金で長時間遊べる1円パチンコなどがあります。
パチンコには大当り確率や獲得できる出玉の性能が大きく異なる、本当に多種多様な機種がリリースされており、近年では多くの人に馴染みの深い、アニメやドラマのタイアップ機が増えています。
パチスロ(スロット)とは
パチスロ(スロット)とは、パチンコホールから貸し出されるメダルを3枚1セットで投入し、レバーを叩いてリールを回し、大当りや小役の抽選を受ける遊技機です。
パチンコが液晶や数字によって抽選の過程や結果を表すのに対して、パチスロは液晶などに加えて3列(もしくは4〜5列)のリール上に存在する図柄の組み合わせで表現されます。
ほぼすべてのパチスロ機は、レバーを叩いた時点で何かしらの抽選が行われ、成立した小役に応じてリール上に揃う図柄が決定します。
例えば、メダルが10枚獲得できる図柄が成立したとして、打ち手はしっかりと該当の図柄を揃えないと、メダルを取りこぼしてしまう可能性があります。
したがって、パチスロはパチンコと比べると、いわゆる技術介入の要素が高く、より遊んでいる気持ちになれる点が特徴です。
パチンコとパチスロは名前が似ているけど、それぞれまったく違う遊技機ということですね。
初心者が打つならパチンコとパチスロどっちがいいのか?
結論からいえば、パチンコとパチスロのどちらも触ったことがないような初心者が打つなら、断然パチンコがおすすめです。
なぜなら、パチンコに比べてパチスロは、目押しが必要だったり、複雑な内部状態が存在するため、やめ時を間違うと大きな損をしてしまう可能性が高いためです。
一方で、パチンコにも潜伏確変や天井(遊タイム)があったりするのですが、パチスロに比べて分かりやすく、遊技自体も基本的にハンドルを握っているだけで成立するので、難しい技術は必要ありません。
ただし、人によって向き不向きや好みがあるので、パチンコは肌に合わないけど、パチスロは何か好きという方もいるでしょう。
パチスロはパチンコと比べると、設定があったり(厳密には設定付きパチンコもあります)、細かい内部状態や小役確率、ビタ押しによる技術介入など、打ち手によって楽しみ方が大きく広がる余地を残しています。
したがって、工夫してゲームを攻略するのが好きという人にとっては、パチンコよりパチスロが向いているといえるでしょう。
パチスロは目押しや知識が必要になるので初心者はパチンコがおすすめです!
パチンコとパチスロ勝率が高いのはどっち?
パチンコとパチスロを打った場合、どちらがより高い勝率になるのかという疑問に対して回答するなら「どちらともいえない」が正解になります。
主な理由としては
- パチンコは釘、パチスロは設定次第で勝率が大きく変わるため
- 時代によってパチンコとパチスロの優劣が異なるため
- 地域差が存在するため
では、それぞれについて解説します。
パチンコは釘、パチスロは設定次第で勝率が大きく変わるため
まず、パチンコは釘の調整によって、パチスロは設定によってホールは利益を確保しています。
つまり、プラスの釘調整のパチンコ台を打ち続けることが可能なら、当然ながらパチンコの勝率は上がりますし、パチスロにおいても高設定(設定4以上)を安定して拾えるなら勝率は上がります。
少々極端な例になりますが、普段通っているホールがパチンコに全く力を入れないで、パチスロばかりに高設定を投入する傾向にあるなら、おのずとパチスロの方が勝率が高くなります。
時代によってパチンコとパチスロの優劣が異なるため
パチンコとパチスロは、初心者にも分かりやすく説明すると、時代ごとにルールが見直されて機械の性能に変更が求められます。
例えば、パチンコの場合、理論上1時間で2万発出せる機械があったとしても、ルールが変更されることによって、パチンコメーカーは1時間で1万発までしか出せない機械しか開発・販売できなくなるのです。
ルールの変更に関しては、パチスロが分かりやすく、5.9号機と呼ばれる機械から1度に獲得できるメダルの上限が約2,400枚に制限されました。
5.5号機以前は一度に2,400枚以上のメダルを獲得できたため、多くのスロッターは「一撃万枚」を目標に日々打ち込んでいました。
このことから、パチンコで勝ちやすい時代やパチスロで勝ちやすい時代が存在するため、一概にどちらが勝ちやすいか断言できないのです。
地域差が存在するため
パチンコとパチスロを遊技できるホールは明確な地域差が存在します。
ここでいう地域差とは、還元率だったり、パチンコやパチスロの扱い、換金率など、総合的な差を指します。
分かりやすく解説すると、都市部でしっかりと集客できているホールはメリハリを利かせて定期的に還元してくれるため、パチンコでもパチスロでも勝ちやすいです。
反対に、田舎で1日に数名の来客しかないようなホールは、パチンコもパチスロも万年マイナス調整で、還元する気はまったくないでしょう。
つまり、パチンコとパチスロを打つ地域によって、勝率が大きく影響し、人によってはどちらを打ってもほぼ勝てない可能性もあります。
パチンコもパチスロもそれぞれ勝ちやすい時代や地域があるわけですね。
パチンコよりパチスロの方が勝てると言われる理由
これまで、パチンコとパチスロはどちらが勝ちやすいと一概にいえないと解説してきました。
しかし、中にはパチンコよりパチスロの方が勝てると主張する人も少なくないため、なぜそういわれるのかの理由を考えてみました。
パチンコよりパチスロの方が勝てるといわれるのは、主に以下の理由であると考えます。
- 高設定の出玉性能が安定している
- ハイエナがしやすい
- 設定1でも機械割が100%を超える機種がある
高設定の出玉性能が安定している
パチンコは釘調整の良い台をとにかく打ち続けることで、勝率を上げられることに対して、パチスロは高設定を打ち続けることで勝率を上げられます。
両者を比較し、1日というスパンで考えた場合、1,000円で25回転の台と、パチスロの設定6を打った場合、多くの場合はパチスロの設定6を掴んだ方が勝てるでしょう。
ちなみに、設定6だとしても勝率が50%程度の機種もありますが、多くは7割を超えているため、平均的な話だと考えてください。
ハイエナがしやすい
パチンコにも遊タイムという名の天井機能が搭載された機種が登場し、ハイエナが行えるようになりましたが、狙い目のゲーム数が分かりやすいためライバルが多く、簡単な話ではありません。
パチスロも多くの機種に天井が搭載されており、天井狙いは有効な立ち回りのひとつとなっています。
パチンコとパチスロの違いは、天井以外にも大当りが期待できるゲーム数が存在したり、液晶の状態から、打ち手に有利な状態を判別できたりします。
ただし、対象となる台のゲーム数や内部状態が果たして大当りに期待できるものなのかどうかは、事前に知識をつけておかなければ判別できないため、単純に深いゲーム数を掴めばいいだけのパチンコよりライバルは少なくなります。
また、天井が分かりやすいパチンコと違って、パチスロの場合は知識に乏しい人が、ハイエナをしやすい状態で捨てることも多々あります。
以上のことから、パチスロはパチンコよりハイエナがしやすく、勝ちやすいといわれる理由のひとつになっています。
設定1でも機械割が100%を超える機種がある
パチスロには設定1でも機械割が100%を超える機種がいくつか存在します。
機械割というのは、投資額に対してどれだけリターンがあるかを示す数字です。
例えば、機械割が105%の機種に1万円投資した場合、戻ってくる期待金額は10,500円となります。
実際にはもう少し複雑な計算が必要になるのですが、パチスロ初心者に分かりやすく説明すると上記の計算になります。
つまり、パチンコは釘調整によって際限なくマイナス調整にすることができますが、パチスロの場合は最低設定である設定1であっても、理論上、お客側が勝てる台があるということです。
ただし、設定1で機械割が100%を超える機種は、目押しを一切失敗しない、などメダルを無駄にする打ち方を一切しないことが前提となっているため、パチスロに慣れた上級者向けになっていることがほとんどです。
したがって、設定1の機械割が100%を超えていたとしても、打ち手のレベル次第では、マイナスになることもあるのです。
パチンコよりパチスロの方が狙い目が多いから勝ちやすいという意見が多いですね。
あなたはパチンコ派?パチスロ派?
ここまでで、パチンコやパチスロの違いや、どちらが勝てるのかなどについて解説してきました。
パチンコとパチスロはそもそものゲーム性や出玉性能がまったく異なる別物なため、好き嫌いが分かれるところです。
この項目では、パチンコ派とパチスロ派のそれぞれどこが好きなのか、魅力を感じるのかについて紹介します。
パチンコ派の意見
パチンコ派の意見に特に多いのは以下のような意見です。
- シンプルに楽しめる
- 羽根物は球の動きを追ってるだけでも楽しい
- パチスロより出玉スピードが速い機種が多い
- 好きな時に打って好きな時に止められる(遊タイム搭載機種を除く)
簡単にまとめると、パチンコはパチスロと比べて複雑な要素が少ないため、シンプルに楽しめる点が魅力であり、羽根物に至っては、大当りまでの球の動きを見ているだけで楽しめるといった意見もあります。
また、パチンコはパチスロより出玉スピードが速く、機種によっては1万円分の出玉程度ならものの数分で獲得可能です。
したがって、仕事終わりに打つことが多いサラリーマンなど、まとまった時間が取れない人がひと勝負するのに向いているといえます。
そして、基本的にパチンコは天井がついていないため、いつ止めてもハイエナされて嫌な気分になることがない点もパチンコが支持される理由のひとつです。
パチスロ派の意見
一方で、パチスロ派の意見に特に多いのは以下のような意見です。
- 自分の好きなペースで遊技できる
- 目押しやビタ押しなど技術介入が楽しい
- 波に乗った時のイケイケ感がすごい
- 自力感がある
パチスロは、パチンコと違って、メダルを入れる、レバーを叩く、ストップボタンを押す、どれも任意のタイミングで行えます。
勝ち負けが決まるような大事な場面では、どうしてもレバーを叩く手に力が入りますし、心の準備をしたくなるのが人間というものなので、自分のペースで遊戯できるのはありがたいです。
また、パチスロは小役やボーナス成立時に目押しが必要なことが多く、しっかりと図柄を揃えられるか否かが損得に直結します。
パチンコにも技術介入要素がなくはないですが、禁止されていることも多く、パチスロの場合、目押しやビタ押しがゲーム性に含まれているため、純粋に楽しむ要素のひとつになっています。
そして、パチスロは波に乗った時のイケイケ感、終らない感がパチンコ以上で、そういう状態になった時の達成感や優越感は相当なものです。
くわえて、技術介入要素に近い話になりますが、パチスロにはいわゆる「択当て」を要求される場面があり、ストップボタンを押す順番で得られる結果が異なります。
基本的に演出は出来レースのパチンコと違い、打ち手自身の選択によって正解を掴み取る自力感がパチスロの醍醐味のひとつといえるでしょう。
パチンコ・パチスロどちらもそれぞれに魅力があるわけですね。
まとめ
本記事では、パチンコ・パチスロ初心者向けにさまざまな角度から両者の違いについて解説しました。
以下に、今回の記事の重要なポイントをまとめます。
- パチンコとパチスロはゲーム性がまったく違う
- 初心者が打つならシンプルなパチンコがおすすめ
- パチンコとパチスロのどちらが勝ちやすいかは一概にはいえない
- パチスロが勝ちやすいという意見にはさまざまな理由がある
パチンコとパチスロは同じパチンコホールに設置されていたり、名前が似ていることから、普段触れない方からしたら違いは分かりません。
本記事に目を通して少しでもパチンコ・パチスロに興味を持った方は、ぜひ一度パチンコホールへ足を運んで実際に遊び、両者の違いを実感してみてはいかがでしょうか?
パチンコに熱中する40代会社員です(独身)。週末はパチンコ店に通い、朝から夜まで熱心に打ち続けています。給料の半分以上を使うこともあるのですが・・・一度勝つと大金を手にすることも。最近はネットで攻略法を調べるのが日課で、パチンコに対する知識と熱意は人一倍あります。よろしくお願いします!