パチンコに勝てないのは当たり前?あなたが勝てない8つの理由・仕組み

こんにちは、サイト運営者の神引き田中です。

パチンコで連敗が続くと、「果たして本当に自分の運が悪いだけなのか?」「そもそも勝てるようにできていないのでは?」などのような疑問を持つのは当然です。

本記事では、思うようにパチンコで勝てなくて悩んでいる人によくある質問である「何でパチンコで勝てないのか?」を掘り下げて、以下の内容について解説しています。

この記事のポイント

①パチンコで勝てないのは当たり前なのか?
②あなたがパチンコで勝てない理由と仕組み
③パチンコはやらない方がいいと言われる理由

パチンコで勝てない理由を聞いて納得したい方や、逆手に取って勝ちたい方はぜひ参考にしてください。

パチンコであなたが勝てない8つの理由と仕組み

まず、前提から話しますとパチンコホールの収益のほとんどは、負けたお客側のお金で成り立っており、勝てないのは当たり前です。

以上を念頭に置いて、これから解説する内容を読むようにしてください。

それでは、あなたがパチンコで勝てない8つの理由や仕組みについて詳しく解説します。

①パチンコホールの運営には莫大な経費が必要である

パチンコホールの運営には、人件費や機械代、光熱費とそれぞれに莫大な費用が発生し、トータルすると、中小ホールだとしても毎月1,000万円単位、大手ともなると1億円単位での経費が必要です。

一般的なレジャー産業と比べても、非常に多くの経費が必要になるため、お客側に還元ができず、利益の確保を優先します。

また、機械代は昔は1台20万円前後だったのに対して、半導体の値上がりなどの影響で今では40万円以上が普通だったり、電気代も値上がりしていたりと、さまざまな要素がパチンコ業界にとって逆風になっていることも、無視できません。

②そもそもすべてのギャンブルは胴元が勝てるようになっている

パチンコに限らず、すべてのギャンブルは最終的には胴元が勝てるようになっています。

胴元はまず利益を確保し、お客側に還元してもいい予算を使って運営しています。

したがって、例えお客側のひとりやふたり程度の少人数が運よく連チャンしたとしても、結局はパチンコホール側の利益が減るだけであり、胴元の勝ちは揺らぎません。

もちろん、大きな還元を行うと決めている月は、単月で見れば赤字の場合もありますが、1年というスパンでみた場合は黒字に転じています。

「だけど潰れるパチンコホールもあるよね?」という疑問を持つ方もいますが、潰れる店舗は、そもそも確保すべき利益を落としてくれるお客さんの数が足りずに、経営が破綻しているのです。

順調に集客できているパチンコホールは、そう簡単には潰れません。

③パチンコユーザーは年々減少している

パチンコホールの利益のほとんどはお客さんの負けたお金から成り立っていることは、冒頭で説明した通りです。

しかし、パチンコユーザーは年々減少傾向となっており、当然ながら昔のように利益を確保することが難しくなっています。

さらに、機械代や電気代などの高騰も加わって、パチンコホールは非常に厳しい状態だといえるでしょう。

当然ながら、パチンコユーザーが減った分、お客ひとりあたりから確保しなければならない利益が増えるため、おのずとパチンコで勝てる人間が減るわけです。

④パチンコはのめり込むように作られている

パチンコはユーザーをあの手この手でのめり込ませるように作られています。

まず、とても気持ちのいい大当りの音や、大チャンスの時に激しく震えるボタンなどでドーパミンを誘発し、いわゆる「パチンコ依存症」になるように作られています。

また、パチンコホール自体も大きな店内BGMや放送、時間を気にさせないように時計を設置していないなど、間接的にパチンコ依存症になるような仕組みになっています。

こうしてパチンコ依存症になってしまうと、勝ち逃げができなかったり、大きく負けているけど勝てるまで打ち続けたりするなど、正常な判断ができなくなるのです。

⑤パチンコホールは明確な利益設定をした上で設定配分を行っている

パチンコホールは何も運に任せた運営をしているわけではありません。

パチンコユーザーなら一度は耳にしたことがあると思いますが、ホールコンピューター(ホルコン)に1日の割数を入力すると最適な設定配分を導き出してくれる機能やホール全体の稼働状況を詳細に把握できる機械のことです。

よくホルコンで出玉制御していると勘違いしている人がいますが、そういった機能はなく、あくまでホール運営に関わる数字の管理を主としています。

したがって、よほどのことがない限り、ホール側が黒字になる配分の日はお客側の勝率が著しく低いため、勝てない人が多発するのです。

⑥つい期待値のない台を打ってしまう

パチンコに勝てない人は、勝てる可能性の高い、いわゆる期待値のある台ではなく、自分の好きな台や新台を打ってしまいがちです。

もちろん、好きな台がたまたま釘調整が良かったり、新台の扱いが良いパチンコホールなら問題ないのですが、多くの人はただ打ちたい欲に負けてしまっています。

パチンコでしっかり勝てる人は、自分の打ちたい台ではなく、勝てる台のみに絞ってストイックに打ち続けています。

⑦短期間で結果を求めている

パチンコで勝てない人は、「期待値のある台を打ってるのに勝てない」「5回連続単発だった、これは遠隔だ」などと、口にします。

このような人の多くは、単純に試行回数が少なすぎるため、結果がついてきていないことが多いです。

パチンコは短期間でもまぐれ勝ちはできますが、本当に勝ち続けるためには長いスパンで見ることが重要です。

⑧パチンコユーザーのレベルが上がっている

インターネットやスマホが普及していない時代は、パチンコのおいしい情報や解析情報は一部のユーザーだけが知っており、おいしい思いができていました。

しかし、今では誰でもスマホひとつでインターネットにアクセスすることで、さまざまな情報が溢れており、パチンコユーザーの知識やレベルが各段に上がっています。

情報が出回るのが遅かった昔であれば、知識のない人が捨てた台をおいしくハイエナできましたが、年々そういう立ち回りが通用しなくなっています。

期待値のある台が思うように拾えなくなってきていることが、パチンコの勝率を下げる要因になっています。

基本的にパチンコは勝てないのが当たり前だと認識しよう!

パチンコはやらない方がいいというのは本当なのか?

パチンコは表向きは遊技、つまり余暇を過ごすための趣味のひとつとして位置付けられていますが、その実態は間違いなくギャンブルです。

ギャンブルはうまく付き合えない人にとって、身を滅ぼす結果になるだけなので、可能ならやらない方がいいのは事実です。

そして、パチンコにのめり込み過ぎてしまうと以下の状態に陥ってしまいます。

  • 金銭感覚が麻痺してしまう
  • パチンコ依存症になる

それぞれの状態について簡単に解説します。

金銭感覚が麻痺してしまう

パチンコを長く打っていると間違いなく金銭感覚が麻痺してしまいます。

特に4円パチンコを打つ場合、何も起こらなければ30分ほどで1万円がなくなり、反対に連チャンし始めると1時間で10万円分以上の出玉を獲得することも可能です。

このように、一般的な生活を送っている人からすればあり得ない勢いで1万円が出たり入ったりするため、簡単に金銭感覚が麻痺してしまうのです。

そして、一度金銭感覚が麻痺してしまうと、なかなか元に戻すのは難しいでしょう。

パチンコ依存症になる

前述の金銭感覚が麻痺することから繋がるのですが、この状態はパチンコ依存症に陥っているともいえます。

以下の症状に心当たりがある人はパチンコ依存症になっていると考えた方がよいでしょう。

  • 使ってはいけないお金に手を出した
  • 友達に嘘をついてパチンコを打ちに行った
  • 休日はパチンコしかすることがない
  • パチンコのことで頭がいっぱいで仕事や学業がおろそかになる

パチンコに限らず、ギャンブル依存症はれっきとした病気です。

一度なってしまったパチンコ依存症を直すためには、いきなりまったく打たなくするのではなく、例えば週に5日通っていたなら、まず2日に減らしてみるなど、段階を踏むのが効果的です。

パチンコで勝てなくてもうやめたいと考えている方は、いきなり完全に絶つのではなく、上手に付き合えないか、減らせないかを考えて、必要に応じて治療機関を利用するとよいでしょう。

パチンコ依存症にならないように適度な距離感で付き合いましょう。

パチンコの回収がひどくて勝てない時期はいつ頃なのか?

パチンコホールは回収していない時期の方が少ないため、勝ちたいと思うなら少しでも還元している時期を狙うのが鉄則です。

では、パチンコの回収がひどい時期はいつなのかというと、以下が該当します。

ただし、経営状況や地域差によって異なりますので、必ずしもすべてのパチンコホールに当てはまるわけではありません。

  • 土日月曜日
  • 大型連休
  • 6月(1年を通して祝日がない月)
  • 年金支給日
  • ゴトウ日

では、なぜそれぞれの曜日や時期が回収日になるのかについて解説します。

土・日・月曜日

まず、土曜日と日曜日は多くの人々が休日になるため、特に宣伝をしなくても来客が見込めるため、還元率を下げています。

また、月曜日は新台入れ替え日と重なることが多く、平日としては来客が多くなる傾向にあります。

一般的に来客数が多い時ほど、回収傾向が強いため、これら集客が見込める日は回収傾向が強いです。

たまに「稼働マジック」という言葉が使われますが、これは全体的には出ていないけど、客数が多い(稼働が高い)から出ているように見えることを指します。

年末年始・大型連休

ゴールデンウイークやお盆休み、年末年始などのまとまった休日がある時期は1年を通してもかなりの回収日になる傾向にあります。

もちろん、連休中毎日が回収日というわけではないですが、多くのパチンコホールは還元日を作るための利益を確保する意味でも、全力で回収にくることが多いです。

また、お盆休みや年末年始はボーナス支給月とも重なるため、回収傾向が顕著になる理由のひとつでもあります。

6月(1年を通して祝日がない月)

6月は1年を通して唯一祝日が存在しない月で、全体的に回収傾向が強い月になります。

ただし、6月6日は別格で、パチスロに関してはかなり力を入れるパチンコホールが多いです。

反対に、多くの場合、6月6日以外はあまり期待できないと考えて問題ないでしょう。

年金支給日

年金は、原則年6回に分けて、偶数月の15日に支払われます。

パチンコを趣味とするお年寄りは少なくないため、お金に余裕が出てパチンコホールに足を運ぶところを狙い撃ちにされます。

ただし、パチンコホールによっては、年金支給日はお年寄りが好む機種を甘く使って、そのほかは回収調整にする運用をしている場合もありますので、勝ちたいなら日頃の情報収集が重要です。

ゴトウ日

ゴトウ日とは、5、10、15、20、25、30日など、毎月5や10のつく日のことを指します。

ゴトウ日は一般的に給与支給日に指定する企業が多く、お客側の懐具合に余裕があるため来客数が増す傾向にあります。

したがって、パチンコホール側からすれば、絶好の回収日となり、きつい調整にされがちです。

給料日はまとまったお金が入ってパチンコを打ちたくなる気持ちを抑えて、我慢することが賢明です。

少しでも勝ちたいなら上記に当てはまる日は避けるのが賢明ですね。

まとめ

本記事では、パチンコは基本的に勝てなくて当たり前であることについての理由や仕組みを解説しました。

以下に、今回の記事の重要なポイントをまとめます。

  • パチンコに限らずギャンブルは胴元が勝つようにできている
  • パチンコホールの経営には莫大な経費がかかり、さらに年々増えていることから還元が難しくなっている
  • パチンコユーザーが減少しているため、残っているユーザーの負担が増している
  • いわゆる趣味打ちを止めないと絶対に勝てない
  • パチンコはやりすぎると依存症になりやすいのでやらない方がいい

パチンコはまごうことなきギャンブルですが、毎月使うお金の上限を決めて、無理なく付き合っていく分には、楽しい趣味でしょう。

もし、「せめて負けた分だけでも取り戻したい」とか、「今回は運が悪かっただけ」と思い始めていたとしたら、パチンコ依存症になりかけている、もしくはなってしまっているのでさらに痛い思いをする前に手を打つことをおすすめします。