1円パチンコとは?4円パチンコとの違いやメリット、おすすめの遊び方を紹介

こんにちは、サイト運営者の神引き田中です。

パチンコホールの営業形態はさまざまで、パチンコにも1円パチンコや4円パチンコといったように種類があります。

この記事では、パチンコに興味のある方へ向けて以下の項目について詳しく解説しています。

この記事のポイント

①1円パチンコと4円パチンコの違い
②1円パチンコのメリット・デメリット
③1円パチンコの台選びやおすすめの遊び方

どの項目もパチンコ初心者にも分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

1円パチンコと4円パチンコの違いとは?

1円パチンコと4円パチンコの最も大きな違いは、貸し玉料金です。

4円パチンコは1,000円で250球しか借りられないのに対して、1円パチンコは4倍の1,000球を借りられます。

ただし、ここで注意してもらいたい点があります。

1円パチンコは4円パチンコの1/4のお金で遊ぶことができますが、あくまで金額面に限った話であり、例えば1,000円あたりの回転数が4倍になるかといえばそうではありません。

よくホールで「1円パチンコは4円パチンコより4倍楽しめる」というような謳い文句を見かけますが、あくまで貸し玉料金が安く抑えられているだけであって、4倍の時間遊べる調整になっていることはほぼありません。

それでも、4円パチンコより安価に遊べることは間違いないため、初めてパチンコを打つ人やお小遣いが少ない人にとって1円パチンコはありがたい存在といえるでしょう。

お財布に優しいから初めてパチンコを打つ人でも安心です!

1円パチンコのメリット

ライト層を中心に人気のある1円パチンコのメリットは主に以下の3つです。

それではそれぞれに関して詳しく解説します。

  • 投資金額が少なくて済む
  • パチンコ初心者に最適である
  • 色んな台を楽しめる

投資金額が少なくて済む

1円パチンコは名前の通り、1球1円で貸し出してもらえるため、4円パチンコの1/4の出費で遊技できます。

例えば4円パチンコで1,000回転ハマってしまうと、大体5万円〜6万円は使っている計算になりますが、同じ状況を1円パチンコに当てはめると、約1/4の投資金額で済むため、大けがを負うことはありません。

また、そもそもの投資金額が少ないこともあり、精神的な負担なくリラックスして遊技が行えます。

どうしてもヒリツキがちになる4円パチンコと違って、余裕を持って打てることはパチンコを楽しむ上で非常に重要な要素であると考えます。

パチンコ初心者に最適である

パチンコは、一見するとハンドルを捻って球を入れるだけの単純な遊技に見えますが、実際に打ってみると、本当に多種多様な機種や複雑なシステムがあることが分かります。

したがって、完全な初心者は、パチンコがどのようなものであるか把握するまでに、膨大な時間やお金が必要になり、4円パチンコともなると1万円程度の出費ではまず済みません。

その点、1円パチンコは前項で説明したように、少ない投資金額で遊技できてお財布に優しいため、これからパチンコを始めようと考えている人の入門として最適であるといえます。

色んな台を楽しめる

1円パチンコのユーザーは勝ち負けよりも、パチンコそのものを楽しむことを目的としたライト層やお年寄りが多いです。

4円パチンコはギャンブル性が高いため、どうしても手堅い立ち回りが重視になったりして、自分が打ちたい台より少しでも勝てる見込みのある台を選びがちです。

一方で、1円パチンコなら普段触らないような台や、好きな版権の台など、投資額をそれほど気にすることなく打てるため、色んな台を楽しめます。

パチンコはギャンブルの側面が非常に強いですが、本来は遊技の位置付けであり、1円パチンコくらいの低料金で、余暇を過ごすことが本来の楽しみ方といえるでしょう。

投資金額を気にせずまったりと遊べるのが1円パチンコの良いところですね。

1円パチンコのデメリット

4円パチンコと比べてとっつきやすい1円パチンコですが、以下のデメリットを抱えています。

  • 見返りが少ない
  • 良い調整の台が少ない
  • 最新台が少ない

見返りが少ない

1円パチンコの最も大きなデメリットは、4円パチンコと比較した場合、貸し玉料金が1/4なので当然ながら見返りも1/4になります。

したがって、4円パチンコと比べるとギャンブル性は控えめで、刺激が欲しい方や一発逆転を狙いたい方には向いていません。

もちろん、1円パチンコであっても、パチンコ台の出玉性能自体は変わらないため、時には2万発3万発の大量出玉を獲得できる場合もあり、万単位の勝ちを収めることは現実的に起こり得ます。

ただし、結果論ではありますが、1円パチンコで何万発もの大量出玉を獲得してしまうと、「4円パチンコを打っておけばよかった」という残念な気持ちになってしまいます。

良い調整の台が少ない

続いて、1円パチンココーナーに設置されているパチンコ台の釘の調整は、4円パチンコと比べるとかなり悪いことが多く、純粋に4円パチンコの4倍回ることはほとんどありません。

もちろん、1円パチンコを大事に運用しているホールはなくはないですが、多くは万年マイナス調整で、プラス調整にされることはほぼありません。

なぜ基本的に1円パチンコがマイナス調整なのかといえば、4円パチンコと比べると大きな粗利を確保することが難しいためです。

1円パチンコに設置されている台と4円パチンコに設置されている台は、どちらの場合であっても新台価格が20万円〜40万円と非常に高額で、たとえ中古であっても数万円はします。

1円パチンコで得られる粗利で機械代を回収するのは非常に困難なため、どうしてもマイナス調整で運用せざるを得ないのです。

したがって、純粋に勝とうと思った場合、1円パチンコはスタートの時点でかなり不利と考えた方が良いでしょう。

最新台が少ない

1円パチンコは最新台が最速で設置されることが少ない点もデメリットのひとつとして挙げられます。

大手ホールなら、新台入替初日でも1円パチンコに最新台を導入する場合もありますが、中規模以下のホールになると、数週間〜数カ月後に4円パチンコから降りてくるのを待つしかありません。

また、例え最新台が導入日に1円パチンコに設置されたとしても、4円パチンコと比べると導入台数は少なく、ライバルが多いことが予想されるため、必ずしも打てるとは限りません。

刺激が欲しい人には物足りないのは仕方ないですね。

1円パチンコで生活ができるのか?

結論から言えば、1円パチンコのみで生計を立てるのはまず無理だと断言できます。

理由としては、1円パチンコ自体、基本的にマイナス調整なため、期待値のある台を打てなことと、大きな金額の勝ちが難しいためです。

また、全国的に倒産・廃業するホールが増えてきており、1円パチンコで還元してくれることは期待できません。

もし、あなたがパチンコで生活したいと考えているなら、1円パチンコではなく4円パチンコを中心に立ち回りましょう。

パチプロも減少傾向なので1円パチンコでの生活は現実的ではないですね。

1円パチンコにおける台選びやおすすめの遊び方

この項目では、1円パチンコにおける台選びの仕方やおすすめの遊び方について解説します。

1円パチンコの台選びと立ち回り

1円パチンコにおける台選びや立ち回りは、基本的に4円パチンコを打つ場合と大きく変わらず、少しでも勝率を上げるためには、遊タイム狙いが最も有効な立ち回りになります。

1円パチンコを好むユーザーの傾向として、4円パチンコメインのユーザーよりライト層やお年寄りが多く、いわゆるハイエナができる台を掴みやすいです。

ハイエナができる台というのは、遊タイムが近いゲーム数だったり、潜伏確変状態など、少ない投資で大当りに繋がる可能性の高い台を指し、いわゆる期待値のある台です。

ただし、ここで注意してもらいたいのは、前述の通り、1円パチンコは4円パチンコに比べて釘の調整が悪い場合が多いため、一見期待値がありそうに見えてもいざ打ち出してみると、イライラするくらい回らない場合があります。

美味しそうに見えても空き台になっているのは、それなりの理由があるということです。

1円パチンコのおすすめの遊び方

1円パチンコは、4円パチンコを好むようなベビーユーザーではなく、主に余暇を過ごす人だったり、純粋にパチンコの演出や大当りを楽しみたい人をターゲットにしています。

したがって、1円パチンコでおすすめの遊び方は、確変突入が極端に低い波の荒い台ではなく、「海物語シリーズ」に代表されるような、1回大当りを引けばある程度の出玉が約束されて、時短がつく安定したスペックの機種を選ぶことです。

もちろん、4円では怖くて挑戦できないギャンブル性の高い台に手を出したくなる気持ちも分かるのですが、1円パチンコのまったり感、ゆったり感を活かせるのは、安定性の高いスペックの台か、甘デジやライトミドルのような大当りを引きやすい台といえます。

ライト層やお年寄りが多いので、思わぬお宝台に巡り合えることも少なくないのが1円パチンコの良いところ。

1円パチンコの種類や換金率

ひとことで1円パチンコといっても、地域やホールによって1,000円あたりの貸し玉料金や換金率が異なるため、インターネットや常連さんなどを通じて事前に把握すべきです。

いわゆる「等価」と呼ばれる営業形態のホールの場合は、1,000円に対して1,000球の貸出を受けられ、換金する時も1球1円換算で行えます。

一方、「非等価」の営業形態のホールの場合は、1,000円に対して960球というように、1,000球を下回り、当然ながら換金時も1球1円未満となります。

なお、1円パチンコの換金率に関しては、100円の特殊景品と交換するのに何玉必要かで導き出すことができます。

例えば、100円の特殊景品1つを交換するのに115球必要だった場合、交換率は0.87円となります。

事前に換金率を知ってるかどうかで立ち回り方や勝率も変わってきますね。

1円パチンコを打つ場合に必要な軍資金の目安

この項目では、1円パチンコを打つ場合に必要な軍資金についての考え方や目安について詳しく解説します。

解説の内容は4円パチンコにも通用しますので、これまで深く考えずに軍資金を使っていた方はぜひ参考にしてください。

1円パチンコの軍資金はスペックや稼働時間を考慮する

1円パチンコを打つ場合に必要な軍資金は、概ね以下の要素によって決まります。

  • 機種のスペック(大当り確率など)
  • 稼働時間
  • 使ってもいい金額

まず、甘デジを打つのか、ミドルタイプを打つのかなど、打とうとしている機種のスペックによって必要な軍資金が変わってきます。

例えば、大当り確率約1/319のミドルスペックの機種の場合、確率通りに320回転前後に初当りを引ける確率は約64%となり、調整に左右されますが1円パチンコなら4,000円〜6,000円程度の投資が必要になるでしょう。

また、どれくらい稼働するかも必要となる軍資金の目安になります。

極端な例になりますが、稼働時間が1時間しか取れないなら1万円も用意する必要はありませんし、反対に開店から閉店間際まで稼働予定なら1円パチンコといえど2万円は用意したいところです。

最後に、そもそもどれくらいお金に余裕があるのかも非常に重要で、全財産が1万円しかない人が、1円パチンコの軍資金に1万円を充ててはいけません。

パチンコは余裕資金で行うべきなのもそうなのですが、使ってはいけないお金だったり、ぎりぎりの状態だと正常な判断ができなくなり、本来勝てた場面でも負けてしまうことが多々あります。

もし、あなたが1円パチンコを打ちたいけど、手持ちがぎりぎりしかない状態なら、まず余裕資金として5,000円〜10,000円程度貯めてから、実践に臨みましょう。

1円パチンコに1万円以上使う予定なら4円パチンコを打とう

1円パチンコの魅力は、4円パチンコと比較すると出費を1/4に抑えることができる点です。

しかし、ただ余暇を過ごすのではなく、お金を増やす目的で1万円以上使う予定なら、1円パチンコより4円パチンコの方がおすすめです。

まず、1円パチンコで1万円使ってしまった場合、取り戻すためには当然ながら1万発以上の出玉を獲得しなければなりませんが、ミドルスペックの機種であっても、1回の確変突入時の平均出玉は1万発を下回ります。

それなら、4円パチンコの甘デジの中でも比較的安定したスペックの機種に絞って稼働した方が、まだ勝利が見込めます。

他の項目でも説明したように、1円パチンコの調整は4円パチンコより厳しいのも理由のひとつで、分の悪い賭けに大量のお金を投資する必要はありません。

1円パチンコに最適な軍資金は5,000円〜10,000円ですね。

まとめ

本記事では、1円パチンコを楽しむために必要な情報を4円パチンコと比較しながら紹介・解説しました。

以下に、今回の記事の重要なポイントをまとめます。

  • 1円パチンコは4円パチンコの1/4の投資で済む
  • 1円パチンコの釘調整は基本的にマイナス
  • 1円パチンコはパチンコ入門に最適である
  • 1円パチンコの軍資金は5,000円~10,000円が理想

一昔前と違って、パチンコは有名なアニメや漫画・ドラマのタイアップ機が増えて興味を持つ人も増えてきています。

パチンコってギャンブルのイメージが強くて怖かった人も、本記事の情報を参考にパチンコ入門におすすめの1円パチンコを打ってみてはいかがでしょうか?